ラブライブ!スーパースター!!第12話の感想です。ネタバレ注意。
遂に最終回が放送されましたね……。終わってしまいました。いや、始まったのか。
前回の感想はこちらから。
【ラブライブ!スーパースター!!】11話がやばい
credit: LoveLive! ラブライブ!スーパースター!!第11話の感想です。ネタバレ注意。 今回は部活の大会があってリアタイできなかった😭 しかも電車がめっちゃ遅延してて帰るのも遅くなったし。本当は見てからすぐ書こうと思っていましたが、疲れ切っていたので寝落ちしてしま...
では1期最後のあらすじ!
あらすじ
歌えないトラウマを完全に克服したかのんは、東京予選に向けての練習により一層傾注していた。そこに、理事長から嬉しい知らせが届く。
何と、Liella!のお陰で入学希望者が増え、しかも恋の父から寄付の申し出があったらしい。学校はなんとか存続できそうだ。
東京大会はそれぞれのグループが好きな場所を選び、そこからオンライン中継でライブを披露する。メンバーはどこにしようか悩んでいたが、同級生から申し出があり、彼女らに一任することに。
かのんが家に帰るとSunny Passionが居り、少し話すことに。絶対に負けない、とサニパに発破をかけられ、私達も負けない、と言い返すかのんだったが、実は勝負にそこまでこだわりはなかった。
それをサニパに相談すると、ラブライブに出ればすぐに分かるよ、とだけ言われた。
東京大会当日は、雪が降る日だった。かのんはヘッドフォンを置いて家を出て、学校へ。
5人で最後の確認をした後、体育館ステージの設営を手伝おうとする。しかし、体育館に入っても何も用意されていない。あんまりだと思われたが、実は他の場所にステージが作ってあった。
かのん達が昇降口から出ると、そこにはキャンドルで彩られた道が。学校の皆から声援を受けながらその道を抜け、ステージの前に立つ。
結ヶ丘に通える幸せを噛み締めて「Starlight Prologue」を歌い上げ、結果を皆で待つ。
2位。
かのんは初めて「悔しさ」を覚え、決意に満ちた声でラブライブ優勝を宣言する。
感想
終わってしまった😭😭😭
このまま感情を書き連ねてもまとまる気がしないので、ストーリーの展開順に書いていきたいと思います。
いきなりオープニング! びっくりしました。
いままでずっとopの前に何か挟んできたので、最終回にして初めてストレートでオープニングだったというのが何かエモかったです。opの前にはその話の導入が来ることが多いと思いますが、最終回だったのでそれもいらない、ということなのでしょうか。
トラウマを完全に乗り越えて、さらに生き生きとしていたかのんちゃん。
ちーちゃんが髪紐を触りながら「あれが本当のかのんちゃん」みたいなことを言っていたのが、幼馴染マウント取ってんなぁと思いながらも、今までずっと一緒にいたことを感じさせられてエモかったです。
恋ちゃんが前回の件でまたいじられていましたね笑。あれはおそろっち並に続きそう。
入学希望者数がもう増えましたね!!シリーズで一番早く結果が出たんじゃないでしょうか。しかも、恋のお父さんが心動かされて寄付の申し出を。これで金銭問題も解決されましたし、結ヶ丘は今の所安泰です。2期でどうなるかはわかりませんが、これ以上廃校に関して触れることはなさそうですね。
ステージを自分たちで選んでオンライン配信するのは、ラブライブ無印のユメノトビラ回に通じますよね。あのときはステージのことはUTX学園の人たちに任せられましたが、今回はそうもいかず、自分たちでなんとかするしかありません。
そこで神モブ3人衆の出番です。本当に君たちはいつもいつも大事なところで来てくれていい仕事をしてくれるんだから……。
これはLiella!が学校の代表となったことを痛感させる出来事でもあります。自分たちの部活の時間までも割いて手伝ってくれているということに、メンバーはありがたみと責任を感じます。これが、かのんが結果に対して「悔しさ」を感じた一つの要因でしょう。
かのんが家に帰るとびっくり、サニパがいるではありませんか!
ある人の所為でパァーって聞く度に笑うようになってしまいました。大罪です。
かのんと楽しく話していましたが、急に顔が変わって「でも、勝つのは私達」というのがかっこよすぎます。勝負には絶対に手を抜かない。真剣に取り組むのが相手への礼儀、という態度を感じられて惚れちゃいます。
それに対してかのんが「私達も負けません」と返したけど、すぐ「生意気ですいません……」と謝るのがかのんらしいなと思いました。今までの主人公だったら自信満々に「負けない」と返していたと思うので、そこがかのんが今までのリーダーとは違うところでしょう。ここも「悔しさ」を感じているか、の違いだと思います。
今までは人前で歌えなかったから、皆で歌えるだけで楽しい。それは真実だし、これからも大切にしなきゃいけない感情だと思います。
ただ、ラブライブに出ないとわからないこともある、ってことですよねぇ。サニパは前回優勝できていないので、それが甚くわかるのでしょう。神津島の誇りを背負っているのも、Liella!が結ヶ丘の皆の気持ちを乗せているのと同じです。
サニパとかのんが話していた場所が、サニパとちーちゃんと話していた場所と同じだったってのも、繋がりを感じてエモくなります。成長の儀式というか、あそこを乗り越えて一個成長するっていうのもいいですね。
かのんが家族から祝福されるのもいいですねぇ。相変わらず父親は顔出しNGですが、背中で十分その喜びを語っていましたね。母親と妹も最初は「アイドル!? あんたが!?」という態度だったのに、実際に始めたらやっぱり応援したくなる。家族だもん。
ありあから「ヘッドフォン忘れてるよ」と言われても、「ううん、もう大丈夫」と答えたのが、1話からの成長をひしひしと感じさせてくれます。1話で外の世界から耳を塞ぐために使っていたヘッドフォンは、今のかのんには必要ありません。だって、もう広い外の世界に飛び出したんだもの。外でも、人前でも、歌える。自分の世界に閉じこもる必要はなくなった!
可可が神のように崇めていたサニパの肖像画をすみれに預からせたのが、可可の覚悟を表していて震えました。好きなサニパだからーとならず、ライバルとして真剣に向き合うその姿勢が、そのまま可可のスクールアイドルに対する愛を表しているんだと思います。
そしてすみれが可可にお守りを渡す。なんやかんや言って二人は信頼しあっているのが尊いです。
ちーちゃんは○の中でダンスの練習! 五輪ですか?
幼少期は茂みで小さく一つの○を描いていたのが、今は大きな○が5つに。いいですねぇ。
恋ちゃんはメイドのサヤさんを雇い続けられることに。よかったなぁ。
体育館に入ると、そこにはなんにもない。ガーン! そりゃあんまりだよってなるよなぁ。
でも実は、他の場所に作ってあった。しかも、とっておきの場所。
ステージまで続く、オレンジに包まれたキャンドルの道。思い出すのは、Snow halationしかないですよね。
スノハレの時も生徒が協力してくれて、ステージまでの道を切り開いてくれました。そこを駆け抜けていくμ'sの2年生達。
ステージはμ'sのスノハレとSaint Aqours SnowのAwaken the powerを思わせるビジュアル。クリスマスの夜空に、5つの小さな星が煌めきました。
気の所為かもしれませんが、Liella!はピアノが入った曲が多い気がします。ピアノは大好きなのでありがたいです。大抵の曲に「弦編曲 兼松衆」と入っているので、同じような楽器構成なのも納得です。全部いい曲なので助かります。君空も兼松さんの編曲ですよね。
加入順に歌っているのもエモいです。歌詞も一人ひとりに合っていて、よく考えられているなぁって思いました。
「Starlight Prologue」
Prologueは「序詞」という意味です。この東京大会でのライブは、Liella!にとってはまだ始まりにすぎない事を示してくれます。
今の全力を尽くしても、勝てなかった。あんなに地域や学校の皆に協力してもらったのに。その事実が、かのんに「悔しい」という感情を抱かせるきっかけとなりました。
すみれも、今までのオーディションでは「悔しい」という感情を内に秘めていましたが、今回は声に出していました。鼻にかけず、本気でスクールアイドルに取り組んでいたからこその感情でしょう。
そんな「悔しさ」が、「勝ちたい」という気持ちに変わる。いや、「勝たなきゃいけない」という気持ちに。今まで応援してくれた皆の為に、結ヶ丘の歌で「ラブライブに優勝する!!」そうかのんは誓いました。
今までの主人公は、人一倍感情表現が豊かでした。おどろおどろしいくらい。その分「悔しい」という感情も強く、それを燃料として輝きに向かって突き進んでいきました。
今回のかのんちゃんは、純粋に「歌が好き。」それ以上でもそれ以下でもなく、純粋に歌を楽しんでいました。だから競争というよりも、皆で歌を歌おう、と。今まで失敗してきても、あーだめだった、と感じる所で終わっています(例えば、1話冒頭のシーン。音楽科受験のショックは「悔しい」ではない)。
でも、今回始めて「悔しい」という感情を味わったことで、次のステップへ進む燃料を手に入れました。今までの物語は、長い序詞だったのかもしれません。序詞は、必ず次の新しい展開を導きます。さあ、エンジン全開で、2期へ進め!!!!!
考察、予想の答え合わせ
- 可可帰国問題は2期――○(多分恐らく)
- 予選で新曲を歌って終わる――○
- 予選はサニパが通る――○
- 進級する――△(持ち越し)
- 予選で君空を歌う――×
流石に君空は歌わなかったですねー。新曲神曲でした。
可可帰国問題と進級は2期を待ちましょう!
今後の展開の予想
最終話なので2期を全体的に予想してみましょう。
まずは「可可帰国問題」というデカい伏線が回収されていないので、これはどこかのタイミングで1~2話使って触れるでしょう。
あと恋ちゃんの掘り下げがもうちょっと欲しいですね。
また、サニパにフォーカスした回をまだやっていないので、前回も書きましたが、今回のラブライブもサニパは優勝できないまま終わり、そのゴタゴタでうーん……という話を1話くらいやる気がします。
でもサニパには優勝してほしいなぁ……。
どうやらサントラにもサニパの例の曲は収録されない様なので、2期でサニパにがっつり触れるんではないでしょうか (ちなみに無印とサンシャイン!はどちらも収録されている)。
そしてラブライブ優勝。12話or13話でStart!! True dreamsが流れる。スタトゥルの舞台は神宮競技場 (決勝会場)なので、まあこれはあるでしょう。伝統ですし。
あと君空もやってほしいですね。サンシャイン!は2期で君ここやったんで十分ありえる。
あと2期は何年生で終わるんでしょう? 卒業までやるのかな? でも12話で2年間を描くのは厳しい気がするので、最終話が卒業式というのはなかなか厳しいのではないかと。あっても12話まで2年、13話でいきなり1年歳をとる、みたいな。
最終回にかのんのトラウマ曲歌ったらエモいですねー。全然有り得そう。ラブライブ無印は1期1話で歌ってた「愛してるばんざーい!」を2期13話で歌ってたし。
まとめ
- 可可帰国問題をやる
- サニパは優勝しない (してほしい)
- 進級する
- Start!! True dreamsを最終回or決勝で歌う
- 最終回の(卒業)ソングはかのんトラウマ合唱曲
さいごに
遂に終わってしまいましたね……(n回目)。今日はLiella!ロスです。ずっとポワポワしています。edが合唱だった。エモい。
本当にこんな素敵な作品に出会えてよかった。
リエラの最後の歌詞も次へのつながりを予感させるような終わり方でしたね。1期はLiella!の始まりをよく描いていたと思います。5人の小さな星が一つに集まり、輝きを目指して羽ばたいてゆく。素敵な物語です。
2期ではLiella!のどんな活躍が見れるのでしょうか。そして劇場版は!? 可可の実家、上海とかでしょうか。今から楽しみです。そして3期も……??
そして、この感想をここまで読んでくださり、ありがとうございました!
7話の放送が終わった後に思い立って感想を書き始め、一応最終話まで書き続けることができました。これから続けるかはまだわかりませんが、多分2期が始まったらまた書き始めることでしょう。
これからもよろしくおねがいします!